住人について
14歳の時、歩いて日本を縦断した。
その後Loohcs高等学院に入学しアオイエ住民になった。
アオイエ入居後の大きな変化は大学に興味を持った事だ。日本縦断を経て学校へ行かなくても生きていけると実感し、大学へ行く選択肢を捨てたのだが、アオイエには大学生や大学卒の社会人が殆どだった。アオイエ住民に片っ端から大学について聴き周り、私にも大学へ行くメリットはあると感じた。ここでは様々な生き方が間近で見れるので人生の選択肢が広がる日々アオイエに育てられている。居場所としても最高の場だ。どの物件へ遊びに行っても親戚の様に暖かく迎えてくれる。自分にとっておめでたい出来事も悲しい出来事も心から寄り添ってくれる。
小3から抱いていた夢に一歩踏み出す勇気がなかった、
死ぬ時後悔すると思い、九州大学卒業後舞台役者の道を選んだ。
歌、ダンス、芝居、舞台演出、グラフィックデザインの
総合的な表現者を目指している。
かけ算の生き方があるって知ってた?私はデザイン×役者だ。他にもアオイエには、SE×カメラマン、植物×コミュニティなど多様な分野のかけ算で生きている人達がいる。私は役者の道を選択した時、デザインの学歴を捨てる覚悟をした。しかし住民の「役者でデザインをしている人はほぼいないよね。両立すればどのコミュニティでも唯一無二じゃん。」という言葉にハッとした。アオイエには、自分の個性を持ちつつ多様性を知りたい人や、新しい環境に身を投じ変わりたい人などがいる。夜のリビングでロウソクの火を囲んだあかつきには、彼らは人生相談を始め、あなたの強みを勝手に教えてくれ、夢を語りたがるだろう。あなたがどんな唯一無二になれるか発見をくれる場、アオイエです。
チュニジア出身。中高6年間は山中での寮生活を送る。
大学で音楽フェス『 Kyo Pop Fes2017 』主催。
翌年、あふろ佐々木とお笑いコンビ「魂列車」を結成。
目的はブレることなくあの手この手で社会に挑む。
アオイエでは、表現者たちとオフタイムを共にします。表現者はオンばかり注目されがちですが、実は「普段の生活」の中に再現性あるヒントが隠されています。沢山のヒントを参考にして、僕は僕なりのオンオフの答えを再考しています。そうやって自分は自分を整えることができました。アオイエに感謝しています。
人と人がつながるアートを研究中の大学生。出逢った人の
大切な瞬間を描き贈る活動を行っている。現在の夢は、
色んな表現の贈り合いが生まれる「動く商店街」をつくること。
誰もがホッとできるような場所を作れたらいいな。そんな想いでアオイエに入居した私だったが、気づいたら一番元気をもらっていたのも私だった。家に帰ると「おかえり」と言ってくれる人がいる。「出来ることがあったら言ってね」「応援してるよ」という言葉を日常的にかけてくれる人がいる。人生の悩みをいろんな視点から一緒に考えてくれる人がいる。そんな住人たちと出逢い、共に暮らす中で生まれる温かく深いつながりは、挑戦する原動力にもなるということに気がついた。